2006/12/09

2極論

古くからある『極論』という単語から派生した、近世に出てきた比較的新しい言葉だそうです。

YES/NO のどちらかで物を語ることを指しているそうです。

之って凄く便利だと思う反面、危険極まりないと考えています。なぜならば、考える事を止めてしまう可能性がすごく高いからです。極論を展開するに当たっては、唯我独尊でないとままならないように思えます。そうなると多数意見に耳を傾けることが無くなり発展性を失う可能性があります。多数意見が正しいとは限らない点は要注意ですが・・・

この2極論は、物事を単純化して本質を隠したい時によく利用されています。マスコミが2極論を展開するときは、えてしてきな臭いものだと常々おもっています。

唯一無二の解がない問題は社会に満ち溢れていますが、それらについて極論を展開するということは、間にある曖昧でグレーな部分についての議論を無視するということで本質を問うことを否定していると思わざるを得ません。

多くの人に課せられるルール(法律など)においては極論は、大いに考えていただきたいですが極論を考えることで、狭間に裏道が出てきそうな気もしたりします。商売で成功している人って案外このあたりの感覚が研ぎ澄まされているのかなと思ったりします。

天下り白書
氷山の一角とは正にこの事を言うんでしょう
http://www.jinji.go.jp/recognition/
現実は、地方公務員(市職員・教員の一部)でも天下りし放題が現実ですw

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