2007/02/22

時間の流れは平等だ

『時間の流れは平等だ』

最近になって、この言葉の意味を強く思い知らされる。

いつもの毎日、いつもの週末のように感じるだけで、やはり時間は進んでいて何処かで変化が起こっている。

時間は冷酷で非情であり平等である。

それ故に、儚い一生において努力が重要になると思えるし、儚いだけにそう思わない事も当然にあっても良いとも思えたりする。

多様な事柄に思案を巡らせるのが楽しくて仕方が無い。
しかし、自身と共に過ごして来た人たちを無碍に振り払うことは得策ではないと考えたりもするがどうだろうか。

年齢を重ねるにつれて関係人が多くなり耳に入ってくる"変化"が多くなる。
外部で起こる変化は、迎合させざるを得ないものであるが時として苦いものである。

変化と立ち向かうこともあるかもしれないが、受入れ、そして受け流すことが難しくても試行錯誤を尽くしたい。

2007/02/14

自動車株

直近10年チャート ヤフーファイナンスより 引用



トヨタ

ホンダ



三菱自動車


世間を騒がした、「三菱ふそう」のリコール隠し問題から低迷の一途だった三菱自動車だったのですが2007年2月6日に初の黒字化の見通しとの正式発表があった。
http://company.nikkei.co.jp/index.cfm?scode=7211

株価に影響を与えるニュースを場中(取引時間中)の14:00に発表した。
好悪を別に、この手のニュースの取り扱いとしては異例である。

しかし、株価は無反応でこの数ヶ月間は200円前後を右往左往している。

自動車業界のみならず上場企業は、空前の好景気なはずなのに、このグズツキっぷりは説明がつかない。

リコール隠し問題と関連しているかの様な報道が巷では溢れているが、トヨタの方がよほど悪質である。http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=480

この問題は、マスコミの報道姿勢が大きく問われていることは明白である。一つ邪推をするならば、電通や博報堂といった国内の広告業界の癌との付き合い方において、お布施合戦で負けただけの話じゃないだろうかと思うが如何なものか。

それにしても、株価というものは外部要因にかくも脆弱なものである。「売りは売りを呼び、買いは買いを呼ばない」

2007/02/08

年次改革要望書

年次改革要望書について
http://www.ihope.jp/denial.htm

『年次改革要望書』
言葉だけは、見聞きしたことがあるのだれども、内容については、知らないも同然でした。

ふと頭を過ぎったので調べて見ると、中々に興味深くコレを機会に少ししらべてみようと思った。

2007/01/19

労働三法などなど

労働法という法律は存在しません。
労働3法といわれる主な3つの法律の総称として使われています。

1:労働基準法
2:
労働組合法
3:労働関係調整法

人事労務の国家資格として社会保険労務士と言うものがあります。(1)のような個別的労働関係を規定するものが主な業務になり、(2)(3)などについても学習しますが集団的な労働関係を規定する法律でありあまり活躍の場が無いのが実情です。また、対立した時には弁護士が矢面にでてきます。

日本の資格制度は、頂点に位置するもの(医師・弁護士・公認会計士・国Ⅰ)は下位資格の業務を行えることが、ことさらに多く甚だ疑問点が目に付き合理的とは言えない様に思えます。法曹系資格は水平関係にあると言いながら実態はそうでない本音と建前が条文にも表れる陳腐な体質が見え隠れします。

学習していない、又は実戦で役に立たない程度の能力で通常業務として扱えることが問題です。既得権益にしがみ付いている様が素人目にも見えてしまいます。

昨今の労働者の冷遇問題というのは、労働者が労働3法を知らないことにも問題があるように思います。高校生に法律(憲法・民法・刑法・労働法)の概論を教える授業が必要だと考えたりしますが、為政者・権力者に都合の悪いこの提案は受け入れられないのが現状かなと思ったりしました。

セクハラ防止法(男女雇用機会均等法の一文)は、今まで女性の主観でセクハラかどうかが決定されており法の下の平等に反するといわれておりましたが、男性にたいしてもセクハラが成立するようになるそうです。判例を見ると合理的性差は合憲・合法であると言われておりますが、当該セクハラ防止法に関しては、素人がみてもありえないと言われ続けてようやく改正となりそうです。

2007/01/13

平均所得

公務員の給与が高すぎると言う問題でよく出てくる言葉です。

『統計でウソをつく法』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9840113720

「公務員給与を決定するに当たって民間を参考にしている」と言いますが、カラクリがあります。ウソは言っていないが真実を隠すという公務員・為政者・権力者のお得意の論法があります。

従業員100人以上の事業所を参考にする対象にしているんですよ。いわゆる中企業・片田舎では立派な地場産業を支える一角を担っているような所です。国内の労働者の大多数は、そのような所では就労していません。

一例を挙げただけですが、その他にもゴロゴロとこの手の問題はあり枚挙に暇がありませんので割愛して次にすすみます。


平均所得(2004年国民生活基礎調査」によると、日本全国の総世帯数は4632万3千世帯で、その年間平均所得は579万7000円です)を以って議論すること自体が狂っています。

偏差値を何故用いないのか?
高額所得者を何故別枠において計算しないのか?

そこで提言があります。
まず、高額所得者(2500万以上で不労所得者も含む)は別枠にする。それ以外で公務員を除いた所得分布を作成して年収につき偏差値を求める。そこから管理職・専門職以外の公務員給与を偏差値48(50未満)に設定する。

之をしたからといって全体が良くなるかどうかは、全くわかりませんが少なくとも本当の話が見えやすくなると思います。

最近見つけた面白サイト
http://www.rd.mmtr.or.jp/~bunryu/mokuzi.shtml

2007/01/07

オンブズマン

オンブズマン

意味・・・スウェーデン語では ombudsmanと表記し、その意味は「仲介者、仲裁者」であり、オンブズ(ombuds)という古代ノルウェー語で「全権、全権掌握」の意味から来ているそうである。

最近は、日本国内のオンブズマンに元気が見受けられないように感じるのは、マスコミの印象操作かなと思う。実際は発言力が増していると思うがどうだろうか。為政者にはウザッたい事なんでしょうが、インターネットというものがもたらした良い効果の一つに庶民感情として思える。


先日に紹介したギャラハー
(Financial Times Newsより引用)


直近5年のチャートです。(下部が出来高)
JTが買収したのですがその前に怪しげな取引がありますし何よりもド高値に思えてなりません。バブルで海外の土地や会社を買収して痛い目を見たのに懲りてないなと思ったりするのは私だけでしょうか。同じ轍を踏むようなことを国が絡む案件でおきるとなると世も末に思えたりします。国策会社の失策は税金で賄えばいいだろうという虫のよさが見え隠れして反吐が出そうになります。

2007/01/02

新年の挨拶

皆様?明けましておめでとうございます。

旧年は、いかがお過ごしでしたか?
例年以上に様々な出来事があり、また其は忘却の彼方へ消えていった行った人も多い事と思います。

私は、『個人が処理できる情報量の限界を超えて身体を絶えず通過し続ける物』とどのように接する事ができるのか?という大きな課題をことさらに教わることになった一年だったように思います。

当ブログを開設して約2ヶ月、文章を書くことの楽しさや難しさを再確認することができました。本年の目標として週に1回月5回以上の更新を掲げたいと思います。私を含め多くの方々にとって公私共に実りあるものになればと願うばかりです。