2006/11/29

外部環境からくる学習格差とその連鎖

よく言われている話です。

松下幸之助は40年位前からこの事を予見していたそうです。著書の中にもこの問題についてかなりの回数がふれられています。

大昔から変わらない問題であるような気もしないではないが・・・

幸か不幸か、この格差問題について真ん中より上にいる私ですが、教育産業の末端に携わっている者として最近の小中学生の頭の悪さにビックリします。もちろん、昔と変わらず賢い子もいますが中間層の無さは異常です。中央分布なんてありえませんM字型になっています。

また、頭の悪いガキの親はやっぱり頭が悪い事が非常に多いです。
トンビがタカを生まないのは世の常なんですね

それでもクソガキの学力を上げるのが仕事ですので策を講じるわけです。あれやこれと試して見ましたが一番効果があったのはクソガキとその保護者との三者面談でハッキリとクソガキが馬鹿であることを伝え保護者に同調させるとともに危機感を持たす事です。

保護者の意識を変えるとガキもつられる事が多いように思います。


公共の教育現場では、し辛いというよりも、公務員という温室を壊したくない意図が見えみえです。私学の教師であっても国からの補助金・助成金で成り立っているのですから形を変えた公務員であるといえるわけです。

このような教育産業にお世話になりに来る(来れる)人たちは、まだ幾ばくかの救いの道はあるのですが、それ以外の実態はどうなっているのか人づてでしか知る術がありません。

現在、学級崩壊が叫ばれてますがこれもまたお上に報告されている以上に事態は深刻だそうです。報告していないだけで崩壊している事例は枚挙に暇がないそうです。

公務員という特権階級になりたい輩は腐るほどいるので、需要と供給の関係から給与を引き下げることは可能だと思います。しかし、ある程度は維持しないと有能な方が来てくれません。そこで解決策の一つとしてジャンジャン首を切れば良いんです。人材が不足したところで成り手は幾らでもいるわけで気にせず不祥事=懲戒免職これで良い様に思います。

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